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2022年度市民講座のご案内(2023.2.18)
2022年度の市民講座開催のお知らせです. 日時:2023年2月18日(日)14時~16時 場所:ホテルグランヴィリオ 1F グランヴィリオホール 方式:会場50名+ZOOM配信 今回のテーマは,デジタルトランスフォーメーション(DX)です.著名な先生方をお迎えし,分かりやすく市民の皆様にお伝えいたします.ふるってご参加ください. 申込みは,掲載のPDF用紙をダウンロードし,FAXまたはEmailでお申し込みください.なお,新型コロナウィルス感染症の状況により,ウェビナー(会場参加の中止)とする場合がありますので,前日までにホームページで開催方式のご確認をお願い致します. 注:見逃し配信は行いませんので,ZOOMで申込された方は当日の視聴をお願い致します.


市民講座がNHKニュースに!
2020年2月22日に徳島市で開催されました市民講座の様子がNHKニュースで報道されました. 以下,ニュース内容です. 人口減少が加速する四国で、将来、住民がいなくなる可能性がある地域の住民支援や、地域の消滅に備えて必要な準備を考える取り組みが始まっています。 国が去年全国の過疎地域を対象に行った調査では、将来、住民がいなくなり消滅が危惧される集落の数は四国4県では732にのぼっています。 こうした中、徳島市ではことし2月、高齢者の介護支援などに関わる徳島大学大学院の教授などの呼びかけで、消滅が危惧される地域への支援を人生の最期、「みとり」にならい、「地域のみとり」をテーマに講演会が開かれました。 このうち、徳島県美馬市木屋平地区の診療所の医師は、およそ600人の住民の高齢化率が6割を超え、このまま人口減少が進めば10年ほどで住民がゼロになる可能性もあると説明し、限られた人数で介護サービスを維持できる仕組みの検討や住民生活を支えるため外部の団体との積極的な連携を急いで進める必要があると訴えました。 また、全国の過疎地域の支援を行うNPOの副代表は、将来、消滅のおそれがある集落の住民と一緒に必要な準備を考えるワークショップを京都府で開いている事例を紹介しました。 会を主催した歯科医師で徳島大学大学院の市川哲雄教授は「すぐに結論が出る問題ではないが議論を進めるきっかけになればと思う。今後もさまざまな地域と情報を共有していきたい」と話していました。


22222の市民講座のご報告
令和2年2月22日(土)午後2時からグランヴィリオホテルで開催されました市民講座についてのご報告です. 冒頭,徳島大学の市川先生が開催趣旨を説明され,特に,持続可能な地域社会の実現について学術の役割と意義について論じられました. 基調講演では,永廣信治理事長が座長を務め,高知工科大学フューチャデザイン研究所所長の西條辰義先生が「フューチャーデザイン:持続可能な自然社会と社会を将来世代ら引き継ぐために」と出して未来人になったつもりを今を考えると,素晴らしいアイデアがたくさん出ることを示唆して頂きました.今から未来を考えると,どうしても暗くなってしまいますが,たとえば,「もうコンビニの袋はなくなったよね」「プラスチックのゴミが減り,環境がよくなった」と考えることで,将来に対する意思決定を間違えることが少なくなると.確かにな,と思いました.科学的な話題も豊富で,サイエンスとしてのフューチャー・デザインの大切さを実感した次第です.我々ももっともっと勉強しなければいけませんね. 「地域を看取る」シンポジウム 白山は,地域の消滅可能性と持続性の両方を考えながら,現場に学術も倚り添っていく,そんな未来型地域包括ケアの提言を行いました. 佐藤先生は,秋田で生まれ育ち,コミュニティナースになってから,京都などで公務員をする傍ら「地域の終末期」について考えるようになった.「違和感」がなく,住民の方々が主体的に考える地域づくりが重要だと強調されました. 藤原先生は,もちろん美馬市木屋平の高齢化・人口減少の現状や,我々と共同した研究の成果についも発表されました.今後,住民の方の健康と幸せを守るには,積極的な地域保健活動が重要であり,そのための人材が不可欠であることを示して頂きました. なんと,参加者は70名とほぼ満席でした.県市行政の方々からの質問もあり,盛況のうちに終えることができました.各演者の講演内容はプログラムをご覧ください.


健康意識低い系の人をなんとかするには
今年の学術集会の特別講演では,コミュニティナースカンパニーの矢田明子先生が,ナースが街に出る意義は,健康意識低い系の人にアプローチできるから,とおっしゃっていたのが印象的です.健康意識は,健康リテラシーともいいますが,リテラシーが元々低いと,食生活など日常の生活習慣に気をつけなかったり,多少具合が悪くても病院に行かず我慢したり,と.そこで,買い物などで健康意識低い系の人に声をかけ,血圧高いからちゃんと病院に行きや,と声をかけることで,その後罹患するかもしれない心疾患や脳卒中をもしかすると予防することができるかもしれない.だからこそ,専門職が地域にアウトリーチすることが重要なんだと思いました.会員の皆様だけでなく,そう気づいた方々,周りの健康意識低い系の人々に少しだけ気を払い,声をかけて行きましょうよ.そうすることで,長寿社会な地域が創れるのではないでしょうか.この有用性を証明するのは余りにも壮大ですが,(笑).


美馬市木屋平地区の現状(おはよう徳島NHK)
高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けられる方法を探ろうと、美馬市の木屋平地区の診療所では、徳島大学などと連携して高齢者の生活習慣や健康状態を調査し、地区独自の介護予防計画作りを進めることにしています。 美馬市木屋平地区は65歳以上の高齢者が占める割合が60%を超え、介護や医療に関わる人材が限られる中、高齢者の健康をどう維持していくかが大きな課題になっています。 この地区にある木屋平診療所は、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けられる方法を探ろうと、徳島大学や京都医療センターなどと連携して高齢者の生活習慣などの調査を進めています。 具体的には、診療所に通う65歳以上の住民およそ100人を対象に、体力や健康状態を把握したり、ふだんの食生活や運動の習慣などを聞き取ったりしています。 調査は来年4月まで行い、診療所は集めたデータを基に、健康を維持するための支援策などを盛り込んだ地区独自の介護予防計画をまとめることにしています。 木屋平診療所の藤原真治医師は「地域の皆さんが長くこの地域に住み、健康な生活を送ることができるような支援策を検討していきたい」と話していました。 NHK徳島webニュースから引用



那賀町ライフ・シフトカレッジが開校しました!
人生100年時代を見据え,徳島県のサポートを受けて,那賀町ではライフ・シフトカレッジが本日開校されました. 18名の受講生さんが,大きな声で返事をし,一生懸命メモを取る姿に感動しました. いくつになっても,「学ぶ」ということは素晴らしいことです.最高齢は94歳の方で,とてもにこやかに「わたし,今とっても幸せなんです」と教えてくれました. 人間は,人は人との関係でしか幸せになれないんだな,とわたし自身実感次第です.多くの事を学び合う有意義な一日となりましたこと,感謝致します。 徳島新聞記事にも掲載されています. https://www.tokushima-hosp.jp/system/data/topics/publicRelations/public_information_15360479619151.pdf 白山 靖彦


第2回徳島県地域包括ケアシステム学会理事会・VR認知症体験会
本日午前9時より,徳島大学病院外来棟5F会議室ホワイトにて第2回理事会が開催されました.すべての議事が28名の理事と委任状により承認されました.これで,平成30年度も新たにスタートが切れますので,益々のご支援とご協力をお願い申し上げます.VR認知症体験では,みなさんびっくりしたようで,無事楽しく終えることができました.第1記事には,さっそく第2回学術集会のポスターを掲示させていただきました. また,午後からは県内地域包括支援センターの職員45名の方々にも体験して頂きました. 午前とは違い,「キャー」「こわーい」とか声が飛んでいました,(笑) 理事長 永廣 信治 代表幹事 白山 靖彦


自分たちの街を自分たちが守る
2月20日石井町防災センターで、生活支援体制整備事業説明会がありました。町長はじめ、行政職員、社協職員、地域包括支援センターの職員、そして、多くの住民の方々に集まっていただきました。 自分たちの石井町を自分たちでなんとかする、そんな想いが詰まった研修会でした。石井を愛し、石井のために、何ができるのか、また、どんな助け合い活動が創れるのか。 短時間でしたが、共創の精神を少しでもご理解して頂き、嬉しい限りです。学会は直接支援することは中々できませんが、地域を守る人を、守る、ことで貢献できたら幸いです。 いよいよ平成30年度が始まります。行政に依存せず、専門職に委ねず、自分たちの地域を主体的に考え、問題解決を図っていく。そんな新年度をスタートしてもらいたいですね、^_^
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