認知症国家戦略の目標見直しを決定


投稿者:白山靖彦
政府は認知症対策の国家戦略の数値目標見直しを正式決定し,サポート医を現行目標の2倍(1万人),認知症サポーターを国民の10人に1人(1200万人)にすると発表した.確かに,認知症対策は,喫緊の問題ですが,人を増やせばそれで解決することはなく,たとえば,家族へのサポートや,地域ぐるみの取組みが求められています.認知症カフェについては,ただ「ある」「ない」ではなく,みなさんの「よりどころ」,「居場所」となるようなものをつくって頂きたいものです.特に居場所については,社会的居場所-他者の関係性によって,自己の存在が確認,安心できる場所,個人的居場所-本来の自分をとりもどすことができる場所,大きく分けて2つあって,社会的居場所がこれからは重要な支援ツールになっていくような気がしています.

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